次に、北海道での出来事についてお聞きします。4月の初来日の際、北海道に一人旅に行かれていましたよね。北海道ではアイヌのシャーマンとの衝撃的な出会いや出来事があったそうですが、話せる範囲で構いませんので、その時の出来事をシェアしていただけますか?
まず、菜央子さんにとても感謝しています。菜央子さんのおかげで、日本で出会うべき人に出会え、北海道のアイヌのシャーマンにも繋げていただきました。本当に感謝していますし、恵まれていると感じています。この感謝の言葉も必ずインタビューの原稿に入れておいて下さいね(笑)。
4月に北海道でそのシャーマンに会った際、私はとても興味深い体験をしました。それを話す前、まず、4月に初来日したとき、私は自分の身体が「日本を知っている」と感じました。時差ボケもありませんでした。そして「ああ、やっと本物の食べ物を食べられる」と身体が言っているような、馴染みがあるように感じたんですね。それはとても奇妙なことで、頭では理解できませんでした。私は自分の過去生にアクセスできますし、いくつもの過去生を知っています。私はいくつもの過去生を通じて、様々な文化圏で人生を送ってきたことを知っています。でも、なぜか日本の過去生は思い出せませんでした。なので、自分の身体が「日本に馴染みがある」というのはすごく不思議な感覚でした。
アイヌシャーマンのお宅に行った時、すぐに彼女は私に「火曜日にあなたと会いたい」と言ってきました。スピリットの解放をするからと。彼女は毎週火曜日に、かつてこの地に生き、日本政府に殺されたあるアイヌの村人とその村のスピリチュアルリーダーだった女性のスピリットの解放と供養のための儀式をしていました。そのリーダーの霊はまだ天界に上がることができず、この地に残っていました。その村には、アイヌの女性リーダーが「自分は殺してもいいけれど、村人は助けて欲しい」と人々に懇願したにも関わらず、結局、彼女も村人も全員が殺されたという歴史がありました。
その女性リーダーはとてもパワフルなスピリットで、龍と繋がっていました。とてもパワーが強かったので、そのシャーマンのお宅が揺れるほどでした。そのリーダーのスピリットはまだ自分の人生をちゃんと終わらせておらず、納得もしていなかったので、そのアイヌのシャーマンが自分の供養をしてくれていても、ずっとその地に残ったままでした。
そして、私が彼女の家に入ったとき、そのアイヌシャーマンは、私がかつて、その女性リーダーだったことにすぐに気がついたわけです。
私がアイヌシャーマンの家に入って行ったとき、私はすぐに怒りに満ちたスピリットと繋がりました。私と彼女は同じ魂だと分かりました。強い電気が私の身体に走り、彼女の過去生が私に入ってきて、彼女が持っていたパワーや怒りを自分の身体で感じました。だから日本での過去生を思い出せなかったんだなと思いました。なぜなら、そのスピリットは北海道のその土地にまだ残って怒りや激情といったエネルギーで、いまだ闘っていましたから。
リーダーだったその過去生の魂と体の中で会話をしていき、彼女の物語を理解しました。彼女が死んだときの感覚も理解しました。そして何をする必要があるのかも理解して、彼女のスピリットと契約を結びました。「あなたが生きていた時、この世界でやりたかったことをこれから一緒に取り組んでいきます。そして今の時間軸でそれをやって行きます」と伝えました。すると、彼女が分かりましたと言って、その土地から解き放たれて行きました。あのアイヌシャーマンにはとても感謝をしています。リーダーのスピリットが解放されたので、私の中にあった怒りや激情のエネルギーが落ちていきました。そして同時に大きなヒーリングエネルギーを受け取ることができました。
確認させて下さい。アイヌシャーマンがUmaに何か特別な儀式をしたことで、そのリーダーの魂の解放が起きたのでしょうか?それとも自然にそういったことが起きてきたのでしょうか。
アイヌシャーマンは自然の元素と繋がっていますので、そのシャーマンが執り行ってくれた儀式中、私の内側の層ごとに様々なことが起きました。その「マジック」が起きたとき、村のリーダーだったその過去生の魂は「もう次のステップに行く時だ、その時の人生を手放す時だ」と理解したわけです。
アイヌシャーマンが実施した特別な儀式と共に、私が彼女のスピリットと交わした会話により、そのスピリットは人間界を離れ、自由になることができました。彼女と共にいた霊獣である龍は、彼女が自由になったと同時に私の体に入りました。そのタイムラインで彼女の願いを叶えるために助けてくれました。その龍と私は今、繋がっています。その龍はセッションやワークショップを行う時や、地球と人類のより良い未来を実現するため何か行動を起こしているとき、大切な儀式を行うとき、いつも私と一緒に働いてくれています。